たしかに、おうちの回線(固定回線)を契約する際には、いろんな付属サービスやオプションがあります。
そして「1ヵ月無料」や「2ヵ月無料」という勧誘を受けて、「とりあえず…」といろんなものを契約してしまいがち。
結論から言うと、ほとんどのオプションが不要です。
では、付属サービス/オプションそれぞれの必要・不要について話していきましょう。
前段:付属サービス/オプションの種類
サービスやオプションは会社それぞれに様々なものがあるので、代表的なものをピックアップしてみましょう。
ポイント
◆レ点オプション
◆固定電話
+電話オプション
◆スマホセット割
◆電気・ガス
再度結論を申し上げますが、ほとんどのオプションは不要です。
レ点オプション
インターネット系の業界用語みたいなもので、様々なオプションを総称して指しています。
たとえば、こんな感じです。
メモ
・動画サービス(アニメ/映画見放題)
・水道などのトラブル駆けつけサービス
・パソコンのセキュリティ強化
・スマートフォンのバックアップ
・動産保険
スマートフォンをヤマダ電機やイオンにあるスマホショップで契約したことのある方は体験したことあると思いますが、
店員さんが一枚の紙を見せてきて、「二ヵ月無料なので、一旦どれもチェックしておきますね!不要でしたら、二ヵ月以内に解約してください~」
といって、チェックをつける、あれです。
あのチェックマークが「レ点」なので、レ点オプションと呼ばれているんです。
で、このオプションで気を付けるべきなのは「無料期間以外にメリットがほぼない」ということです。
500円くらいの料金のものが多いと思うのですが、実は、「直接契約」してもだいたい同じ料金なのです。
例えばパソコンのセキュリティオプションであれば、「何年パック」といったものを提携元のサイトから契約したほうが安い場合すらあります。
つまり、「本当に欲しいなら直接契約すれば良い」わけです。
また、正直な話、無料期間目当てで契約したオプションは、どうせ使わずに期間が経ちます。(笑)
それなのに、もし無料期間内に解約を忘れてしまったら、突然数千円の上増し料金がかかってきてしまうこともある。
なので、レ点オプションは原則すべて「無し」にしましょう。
(ショップで契約するときに「原則必須なんです」と言われることもありますが、きっぱりと断りましょう!)
レ点オプションは、本当に欲しいなら直接契約しよう!
固定電話(VoIP)
続いては、おうちの電話になります。
おうちの回線の契約にはたいてい500円(税抜)のひかり電話(IP電話)、というオプションがあります。
NTTの固定電話は月額1,450円~1,700円もしますし、電話料金も安いので、固定電話が欲しい方には大変オトクなサービスですね。
ですが、率直に。おうちの電話、使うことありますか?
これが、結論ですね。(笑)
なんだかんだ必要になることもあるかもしれないし…と考えることもあると思いますが、
30年など長いスパンで考えると、たった500円は18万円にもなります。それだけの価値がありますか?
それも、実は不要なんです。説明していきましょう。
スマホセット割
auひかり電話や、ソフトバンク光電話といった、大手キャリアのひかり電話サービスには、
「同じ会社でスマホの契約をしていると、月額料金が割り引かれる」という特典があります。
割引額は、auもsoftbankも「500円~1,000円(税抜)」
※2018年頃までは両社とも1,500円近くの割引が受けられました。
そう。つまり、500円の電話に加入すると、1,000円の割引が毎月受けられるんです。
しかも、家族も同じ会社のスマホ契約をしていれば対象になるので、4人世帯だったら最大4,000円も毎月割り引かれるんです。
でも、考えるべきは「割引額」ではなく「支払い総額」なのです。
いくらスマホの料金が割引になったとしても、「スマホの契約自体が高い」わけですね。
格安SIMやサブキャリアが増えてきている今の時代、
セット割があるからといってメインキャリア(au, docomo, softbank)を使うのは多くの場合、損してしまうのです…
これについては別の記事で詳しく書いているので、併せてお読みいただければと思います!
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➃電気・ガス
「auでんき」や「ソフトバンクでんき」など、様々な回線サービス会社は電気やガスのサービスも行っていたりします。
いえ、基本的に独自で行っているのではなく、裏側は「電力自由化」を利用して「東京電力」や「大阪ガス」などの大手会社のものを用いているので、
料金が異なるだけで、サービス内容は変わりません。安心ですね。
この自由化を受けたサービスの特徴は、2つ。
ポイント
・利用量が多いと、お得
・自社サービスとのセット割がある場合が多い
利用量が多いとお得
この言葉の裏としては、在宅勤務の無い一人暮らしの方は
自由化のサービスよりも、大手の基本サービスのほうが安い!なんてことも起き得るわけです。
なので、2人暮らし以上の方や、おうちにいる時間の多いご職業の方は電力/ガス自由化のメリットが受けられます。
自社サービスとのセット割
また、自由化サービスの多くは、回線と一緒にすることで「電気/ガスとのセット割引」みたいなものが適用されます。
なので、電気やガスのサービスは、光回線(おうちの回線)と一緒に申し込んでも良いでしょう。
まとめ
今回はおうちの回線(光回線)の付属サービスやオプションについて解説していきました。
最後にまとめましょう。
サマリ
◆基本的に付属サービスは不要!
・レ点オプション
・固定電話
・スマホセット割
◆2人以上で住んでいるなら契約検討OK!
・電気サービス
・ガスサービス
何度も言うように、基本的に付属サービスは不要です。
ただ、電気やガスの自由化サービスだけは、家族のいる世帯で、電気やガスの使用量が多いところでは、一緒に契約しても良いでしょう。
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